Memoirs of the Faculty of Science
Kochi University (Information Science)
Vol. 29 (2008), No. 12

暗号化アルゴリズムのハードウェア化手法の提案

趙 朔1, 村岡 道明2

1. 高知大学理学部数理情報科学科
2. 高知大学理学部

要旨
社会の高度情報化に伴い、データをより安全に保護するための暗号技術が重要になって いるが、データ量の増加に伴い計算機処理時間の増加が問題となる。本研究では、標準暗 号技術の1つであるDES暗号処理の高速化を目的としたハードウェア化手法を提案する。 ハードウェア化手法としては、ソフトウェア言語で記述された暗号アルゴリズムを元にハ ードウェア化を行い、さらにパイプライン化による高速化を行い、実現性を評価した。
(2007年3月19日 受付)

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